サトーホールディングスはラベル印刷アプリの開発環境を刷新した。オープンストリーム(東京都新宿区)の業務システム専用プラットフォーム「ビズ・ブラウザースマートデバイス」と、サトー製モバイルプリンタ「プチラパンPW208シリーズ」のラベル発行支援ソフト「スマプリ」の連携を高めた。
連携対象を従来のAndroidに加えてiOSに拡大し、マルチプラットフォーム環境で手軽にラベルプリント機能を実装した業務アプリを開発できるようにする。
これまで、フィールド業務で使用される端末はハンディターミナルや発注端末といった専用デバイスが担ってきたが、昨今は企業内でスマートフォンやタブレットが普及し、低価格化も進んできたため、スマートデバイスの業務活用が広がりつつある。
ビズ・ブラウザースマートデバイスと「スマプリ」の連携を拡大することで、多様な端末で使用できるアプリケーション開発に必要な画面開発とラベルプリントを実現する。
倉庫の商品管理作業にスマートデバイスを導入し、機動性を高めたい物流業の顧客、複数のデバイスに同一のシステムソリューションを導入して生産性向上やトレーサビリティを実現したい食品メーカーなどの顧客を中心に需要拡大を見込む。