KFC、新店に太陽光発電システム導入

 日本ケンタッキー・フライド・チキンは、18日オープンするケンタッキーフライドチキン(KFC)次世代店舗の新店「江の島店」で太陽光発電システムを採用する。発電力を空調などに利用し、環境負荷低減を図る。

 KFC江の島店(神奈川県鎌倉市腰越3−1−7)は店内外のデザイン等を一新し、野菜メニューなども揃えた『次世代店舗』の新店で、同コンセプト初のドライブスルー店舗。外壁を利用し太陽光発電システムを採用するなど、環境配慮の面で従来にない特長を出す。同システムで年間約8800kwhを発電予定。発電状況を伝えるディスプレイも店内に設置する。蓄電用リチウムイオン電池システムも備え、夜間など電力の低需要時に蓄電し、ピークシフトを行なう。災害停電時には、照明や換気扇、非常用コンセントなどに電力を供給する。
 同社は次世代店舗を年度内に100店舗出店する計画を公表している。太陽光発電システムを新たに導入する予定はないが、環境に配慮した試みは積極的に手掛けていく考え。