神戸物産は100%子会社の(株)神戸クックを解散して清算する。中食・外食事業をフランチャイズ展開する神戸クックは2010年2月17日に設立し、売上高は大きく伸びてきたが、設立時から3年連続で赤字だった。
「販売促進費など費用負担が大きいこともあり、利益面は苦戦を強いられていた。当社が神戸クックの事業を譲り受け、事業活動を行う方が効率的であると判断した」(同社)。
解散は今月19日の神戸物産の取締役会で決議、今月末に神戸クックの株主総会で決議の手続きを開始し、6月には清算を結了する予定。連結業績への影響は軽微としている。