ニッカ電測は特殊磁気センサーで食品などに混入した針金などの微小な金属異物を検出する機器「NTシリーズ」を発売し、拡販に努めている。X線など他の検出方法に比べ、食品に含まれる塩分や水分のほか、食品そのものの温度に感度を左右されないのが最大の特徴。アルミ包材も検出レベルに影響はないという。
ベルトで流しながらマグネットの下をくぐらせて製品に磁気を帯びさせ、センサーは磁性金属が発する微弱な磁界があるかないかだけを調べる仕組みになっている。
製品が通過する高さは40〜60mm。梱包前の製品に向いている。
微小金属検出機「NTシリーズ」