ローソンはナチュラルローソン(9月末時点で142店)で、紙製容器を使った弁当を5日発売した。プラスチック製弁当容器と比較して1個当たりのプラスチック使用量を約7割(約18g)削減できると見ている。
紙製容器は耐水・耐油性が低く、これまで常温弁当で使用していなかったが、製造時に外側に汚れがつきにくい材質を使い、製造・配送テストを何度も繰り返して商品化を実現したという。
発売した弁当は「玉子焼と山椒香る牛肉のお弁当」(税込599円)。電子レンジで加熱せず、常温で食べる。
ローソンは淹れたてコーヒー「マチカフェ」のアイスコーヒーSサイズのカップを今年5月から紙製に切り替えるなど容器包装のプラスチック削減に取り組んでおり、2030年には17年度対比で容器包装プラスチック使用量を30%削減する目標を掲げている。さらに50年にはオリジナル商品の容器包装プラスチックをすべて環境配慮型素材にする方針。
玉子焼と山椒香る牛肉のお弁当」