共配センターに太陽光発電設備を設置

 伊藤忠食品はイトーヨーカ堂から運営受託している相模原加食共配センターに、共同で太陽光発電と蓄電設備を設置する。多結晶シリコン太陽電池294枚からなる太陽光発電設備はすでに導入済み。蓄電設備は11月に設置予定。

多結晶シリコン太陽電池294枚

 設備導入により、受注や在庫引き当てなどに使用するシステム系のサーバーやPCなどの電力を蓄電池で確保できるようになる。電力会社からの電力供給が仮に停止しても、業務を継続できる。
 また、太陽光発電設備により日中消費電力の約20%を賄うことが可能となり、夏季昼間の電力需要ピークの低減に貢献し、年間使用量を約6%(発電量7万kwh/年間)再生可能エネルギーに置換できる。これは石油18リットル缶856本分に相当し、年間約22tのCO2削減効果となる。
 これらの設備導入による電気料金削減効果は1年目100万円、2年目以降170万円を見込んでいる。