誠心学園、ＩＳＯ22000認証を教育機関として初取得
学校法人誠心学園／東京誠心調理師専門学校（廣瀬喜久子理事長）は食品安全マネジメントシステムの国際規格ＩＳＯ22000：2005の認証を取得した。登録範囲は、食品安全教育の実施を通じた人材育成・メニューサービス。ＩＳＯ22000認証取得は調理師専門学校（全国274校）はもとより、教育機関として国内初という。
学校法人誠心学園／東京誠心調理師専門学校の廣瀬理事長はＩＳＯ22000：2005の認証取得の目的について次の３点を挙げている。
�／�品安全管理教育プログラムを充実・強化するとともに、食品安全管理能力に優れた人材育成により、輩出先であるフードサービス業界の人材ニーズに応えること。
��東京誠心調理師専門学校の教職員が業界の求める調理技術と食品安全についての知識や技術的能力を高めるためのシステムとして位置づけ、食品安全に関する教育・訓練手法の開発と実施を可能とすること。
�Ｅ豕�誠心調理師専門学校の食品安全に関する教育水準の向上と、食品安全教育の将来的な発展に寄与すること。
認証授与される広瀬理事長（右）
同校はフードサービスにおける人材教育のため、ＨＡＣＣＰやクックチルシステムなどを導入し、2007年８月には先進教育を具現化した新校舎を東京蒲田に竣工した。この設計の設計の基本コンセプトとして、次の５点を示している。
�“超眇瀚宍ヾ錣竜�格は可能な限りＮＳＦ（全米公衆衛生協会）や欧州の一般的仕様に準拠。
�∩瓦討離�ャビネット部分は欧州の仕様に準じてコーナーを曲面仕上げとし、チリやホコリ溜まりをなくし清潔性を向上。
�５ヾ錣筏ヾ錣隆屬侶箚屬鬚覆�して汚れの拡大や害虫の繁殖を防止。また、長尺機器甲板は継ぎ目のない一体構造とし、清潔性の向上とデザイン性を重視。
�ぅ�ャビネット内部棚受けフックの取り付けは隙間ができないよう孔部分は特殊構造とした。
�ト超眇瀚宍ヾ錣糧發領△魯曠灰蠅�溜まらないように裏板を取り付けた。これにより衛生的であると同時に機器の耐久性が高まる。
食品専用エレベーター
校内表示のひとつ、設備・ソフトはＨＡＣＣＰに準拠