過去最大の30小間で出展、福島工業のショーケースも展示
�盒狭�業はＦＯＯＭＡ2010に同社では過去最大の30小間のブースを取り、主力のフリーザー４機種を展示する。昨年９月に福島工業グループに入って初の展示会であることから、ブース内には福島工業のショーケースや電解次亜水製造機なども陳列する。コベルコ・コンプレッサの圧縮機も展示する。
�盒狭�業の製品展示は�．后璽僉璽献Д奪肇肇鵐優襯侫蝓璽供治廝咤雰伸▲后璽僉璽献Д奪肇肇鵐優襯侫蝓璽供治錬咤雰伸�スーパージェットスチールベルトフリーザーＳＳＪ型�ぅ丱奪措阿裡圍贈劵侫蝓璽供次�いずれも既存機種だが、常に改良を加えており、最新の技術を随所に取り入れている。
ＷＳＪはいわゆるタンクフリーザー。パネル構造ではなく、フル溶接の密閉構造にすることで庫内洗浄や洗浄後の蒸気滅菌ができるため、衛生的なことが特徴。
同社では「今年の傾向は蒸気滅菌の受注が増えている事」としており、その理由として「安全安心に対する要求がさらに高まっており、そこで蒸気滅菌で実績のある当社のフリーザーを求めるユーザーが増えているためだろう」と分析している。
これまで菌数管理が厳しいチルド食品の分野で蒸気滅菌技術について実績を積んできており、かまぼこ、天ぷらのなどの練り製品、厚揚げ、豆腐といった様々な冷却分野に納入している。こうした強みがＷＳＪフリーザーに生きているといえる。
冷却方式はスーパージェット方式を採用している。
スーパージェット方式はインピンジメント効果を最大に発揮するジェットノズルから高速の冷風を吹き付けて短時間で冷却・凍結する仕組み。冷風の速さが秒速35ｍ以上の高速タイプもある。高品質に仕上がり、設備がコンパクトな設計になるので工場の省スペースにも寄与する。
ＯＳＪは装置本体がパネル型のフリーザー。同機もジェットノズルで急速凍結する。コストパフォーマンスに優れており、最も販売台数が多いのがこの機種。昨年は食鳥業界に多く導入された。
ＳＳＪはスチールベルトフリーザー。従来のスチールベルトはブラインを使ってスチールベルトを冷却していたが、ＳＳＪはジェットノズルでスチールベルトを冷却する。ブラインを使わないため、庫内をＣＩＰ洗浄できるので衛生的。ほたて貝柱や、いか刺し等の凍結に適している。
ＴＢＲはバッチ式の多品種小ロット生産用フリーザー。設置場所と使い方を選ばず、出し入れ自由な構造が特徴。強制通風により冷却効果を向上させている。
福島工業とのコラボレーション展示は今回初の試み。ブース内に福島工業製の冷凍・冷蔵ショーケースを配置し、�盒狭�業のフリーザーで製造した冷凍食品などを展示。食品工場などで利用できる電解次亜水生成装置も出品・提案する。
スーパージェットトンネルフリーザーＷＳＪ