日本未発売の「Eトランスライサー」をパネル紹介

 アーシェルジャパンは既存の「コミトロール1700」などを実機展示するが、今回のFOOMAが日本初の紹介となる新型「Eトランスライサー」もパネルで紹介する。

新型「Eトランスライサー」

 「Eトランスライサー」はベルトで食材を搬送しながら、高い精度で同じ厚みにスライスする装置。この点は既存の「トランスライサー」と同様だが、トランスライサーが大型で大量の食材を処理するのに向いているのに対し、「Eトランス」は小型で、その分廉価なエコノミー版の位置づけ。日本市場に適したサイズといえる。既存のOVスライサーより処理能力は高く、「トランスライサー2000」より小型。
 昨今のニーズをくみ上げて、既存機種と比べサニタリー性を高めており、機器の内部を洗浄するための開閉が容易。メンテナンス性も優れている。開発に数年を費やして完成した新型機で、発売したばかりだが、既に40台を受注した。