アルトリスト(東京都調布市)はヴィーデマン・テクニック社(WT社・ドイツ)製のステンレス製排水溝と集水桝を出展する。衛生基準の高いドイツで40年以上の歴史を持ち、採用され続けている。排水溝周りに悩みを抱える食品工場に向けて提案する。
排水溝と集水桝のイメージ
「ステンレス排水溝周りのクラックは金属とコンクリートの膨張率が違うため、ひびや床剥がれ、虫発生などのトラブルは仕方ないと諦めている工場は多い」(同社)と説明。それに対し、WT社製排水溝が熱膨張を押さえ込む強度を備えていることを訴求する。
桝のフチ厚み8mm、肉厚2mm。排水溝のフチには角パイプや角材で補強し、最大12.5tの荷重にも耐えうる。
フォークリフトの走行や度重なる熱水・冷水の影響でグレーチングや排水溝・桝の歪みも改修することで、まとめて解消できるという。
惣菜工場や調味料工場の加工室・盛り付け室、ファミリーレストランのセントラルキッチンなど導入事例は多数。桝深さや溝勾配、溝全長、つなぎ配管径、レイアウトなど現場に合わせたセミオーダーも応じられる。
改修前 フォーク走行や度重なる熱水・
冷水の影響で排水溝や桝がゆがんでいた
改修後 排水溝まわりをいつも清潔に保つ