とろみがついた新タイプのみそ汁

 ネスレ ヘルスサイエンス カンパニーマルコメは、飲み込む力が気になる高齢者でも安心して飲める「とろみ」のついた即席みそ汁「とろみ生活 料亭の味」を共同開発し、11月30日発売した。

      とろみ生活 料亭の味

 みそ、かつお、昆布の旨みたっぷりの「料亭の味」シリーズ。飲み込みにやさしい程よい適切な「とろみ」つきで、具なしのなめらかな口あたり。即席タイプのみそ汁なので、お湯をそそぐだけで簡単に作れる。
 年を重ねると、「かむ力」や「飲み込む力」が気になり、元気でいると当たり前に思える「口から飲み、食べる」ことに特別な配慮が必要になる。
 食材選択や調理方法の工夫などが必要になり、中でも飲み物に「とろみ」をつけることは、具合の調整が難しく、介護者の負担になっている。
 市販のとろみ調整食品や片栗粉などは、使用する製品により、食品の風味が変わってしまうこともあり、おいしく食べることが難しい。

 国内外の医療・介護現場で幅広い実績をもつネスレ ヘルスサイエンスと、みそカテゴリー国内シェアNo.1のマルコメは「口から飲み、食べること」は健康・栄養状態の維持だけでなく、生きる喜びにもつながると考え、「日本人の国民食であるおいしいみそ汁を、いくつになっても楽しんでいただきたい」という共通の思いから、この商品を開発した。
 1袋7.5gが7食入り。チャネルごとに発売日が異なり、病院、診療所、介護保険施設、通所介護事業所、調剤薬局などでは11月30日発売、全国の主要なスーパーマーケットなどでは来年3月発売、価格はオープン。
 ネスレ通販オンラインショップでは12月1日から発売で1ケース(7.5g×7食×12箱)、税込9072円。