コンビニ初、全店舗にデジタルサイネージ導入

 ミニストップは全国の店舗で、デジタルサイネージの導入とFree Wi-Fiの設置を開始する。
 店舗規模を生かした広告手段を構築し、来店した利用者に有益な情報を配信するため、デジタルサイネージの展開を進める。同時にFree Wi-Fiを設置し、訪日外国人を含む利用者の利便性の向上を図る。またデジタルサイネージとWi-Fiを連動させたお得なクーポンの配布など、体験型ウェブプロモーションを行う。

       視認性の良い場所に設置する

 原則として、店舗全体から見通せ、来店した利用者からの視認性が高い、天井メニューボード近くに設置する。入店時、レジの会計待ち、ファストフードの提供、淹れたてコーヒー抽出待ちで利用者の目に触れる。またデジタルサイネージでは広告枠を設け、博報堂DYメディアパートナーズを幹事代理店として広告販売を行う。
 広告形態はテレビCM、紙媒体、パソコン・スマートフォンのウェブなど、多岐にわたっている。様々な場所に設置でき、視覚で消費者に情報を伝えやすいデジタルサイネージは、広告ツールとして注目を集め、市場規模が拡大している。
 東京都内の店舗を中心に1月下旬から順次展開し、4月末には全店舗に設置完了する。