ごみの発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)の「3R」活動に率先して取り組む個人や団体に贈られる推進功労者等表彰の2015年度の受賞者が決まった。最高の内閣総理大臣賞に宮城県登米市の食品スーパー、ウジエスーパーが選ばれた。
同社は店舗で売れ残った野菜や果物などから有機肥料を製造。この肥料を地元農家に提供し、生産された米や野菜を販売している。
取り組みの中で障害者雇用も積極的に推進しており、これも経済団体や消費者団体でつくる3R推進協議会から最高賞の評価を受けた。
経済産業大臣賞には、電線被覆材などを活用した大型・高強度再生プラスチック製品の製造により、プラスチックを循環している第一パイプ工業(川崎市)を選んだ。