業務用のカット野菜、ホール野菜を製造販売するデリカフーズは東日本エリアの物流拠点として埼玉ＦＳセンターを埼玉県八潮市で９日稼働開始した。昨年５月に開設した中京ＦＳセンター（愛知県弥富市）同様、原料調達や貯蔵を一元管理し物流効率を高める。
埼玉ＦＳセンターは４階建て。延床面積は3748�屐�仕分、配送に加え、野菜の天災・端境期対策として４つの温度帯別に貯蔵できる大型冷蔵庫を完備する。投資額は13億円。
貯蔵能力は同社施設の中で最大級の350パレット。天井高７ｍの立体自動倉庫やトマトの自動選別装置などを導入し省人化、コスト低減を図っている。施設内は一般的な野菜の低温管理温度より低い４℃を維持し、スーパーコールドチェーンに対応する。