ネット通販事業の規模拡大のため開設した
「通販守山センター」
食品包装資材卸の折兼(名古屋市、伊藤崇雄社長)はネット通販事業「容器スタイル」の規模拡大のため、「通販守山センター」を名古屋市に9月28日開設した。また、この物流センターの開設に合わせて「スベリにくいどんぶり容器」をPB商品として開発し、販売を開始した。
容器側面のリブ(ミゾ)が手になじみ、すべりにくい構造にした。レンジ対応だが、断熱性が高く、手で持っても熱くなりにくい。容器の色は和洋中いずれのメニューにも合うよう白と黒の2種類で展開する。外径サイズと高さは153mm・60mm、170mm・60mm、187mm・70mmの3種類。PP発泡。
コロナ禍でテイクアウト容器の需要が急増している。特にどんぶり容器の需要は高く、麺類やサラダなど多くのメニューに使用されている。気温が下がり始め、食中毒のリスクも下がってきたことで今後の需要の伸びが期待できる。
同社の担当者によれば「通販事業のユーザー層は、直販営業とは異なり中小企業や個人事業主が大半で、使い捨て容器について専門知識を持っている人は少ない」という。そこでテイクアウト初心者の事業者でも安心して使える「どんぶり容器の決定版」(担当者)を開発した。中小飲食店や個店を応援していきたいとしている。
容器側面のリブが手になじみ、すべりにくい構造にした
容器の色は和洋中いずれのメニューにも合うよう白と黒の2種類にした