バイオの力で生ごみ消滅 ホテレスでデモ運転
東京ビッグサイトで開かれたホテル・レストランショー（２月24〜27日）でシンクピア・ジャパン社のバイオ式生ごみ消滅機「シンクピア」が注目を集めていた。かねて家庭用向けに実績を積んだ同社が業務用向けに発売したもので、生ごみをバイオの力で水と炭酸ガスに分解し、燃やさず、運ばず、その場で処理できるという装置である。
昨年12月に同じビッグサイトで開催されたエコプロダクツ2008でもデモ運転を行った。開催中の３日間、レストランの協力を得て生ごみ250kgを処理するなど同機の実力は実証済みである。
「シンクピア」は装置内に生ごみを分解するバイオ菌「シンクザイム」とバイオ菌を吸着させる「バイオスター」というバイオハウスを入れ、ゆっくり攪拌する。
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臭いが気にならないので厨房内に設置できる。使い勝手がいいと試験的に導入した利用者に好評という。レストランや給食センターなどで導入が進んでいる。
「シンクピア」の処理能力は1日50kgと100kgの２種類がある。
ホテル・レストランショーでデモ運転した「シンクピア」