食品表示検定試験に2266名

 学識経験者や食品メーカーの代表者らが今春設立した「食品表示検定協会」(池戸重信代表=宮城大学教授)は、食品表示が説明できるレベルの中級試験を24日、東京、大阪など全国6カ所10会場で実施した。食品メーカーなどから目標の2000名を上回る合計2266名が受験した。
 受験者は食品メーカー195社(構成比67%)、小売29社(10%)、卸・小売26社(9%)、中食・外食10社(3%)、その他32社(11%)となっている。品質管理部門、開発部門などからの申し込みが多かったという。
 同協会はほかに食品表示を読めるレベルを対象にした初級試験を来年2月、再来年には中級試験合格者を対象に「食品表示について責任を持って表示できる」レベルを求める上級試験を実施する予定。