新冷媒採用のアイランドショーケース
フクシマガリレイはインバーター制御冷凍機内蔵型のアイランドショーケース「ＩＭシリーズ」に、シリーズ初となる新冷媒Ｒ448Ａを使用した単相100Ｖ仕様・幅1800mmのスーパーワイドレンジタイプを追加し、このほど発売した。ラインナップを拡充することで、売場で成長が見込める冷凍食品の販売増大をサポートする。
従来機種に使っていた冷媒は代替フロンのＲ404Ａで、地球温暖化係数はＧＷＰ3920だったが、今回採用した新冷媒Ｒ448ＡはＧＷＰ1387と従来に比べてＧＷＰ値を約65％削減する。Ｒ448Ａは同社の冷凍機内蔵型ショーケースでは初の採用となる。
ショーケースは陳列商品が見やすいワイドガラス（立ちガラス200mm）仕様で、手すりの高さは従来機種より50mm低い800mmにし、視認性を高めた。庫内容量も12％アップした。
さらに、ファン制御方式によるフィルター清掃装置をオプション装備した。霜取り時に凝縮器のファンモーターを制御し、フィルターに付着したホコリを除去する。フィルターがきれいな状態を保持でき、省力化と省エネ性の持続を実現する。
また、巻取り式ナイトカバーも新構造によってオプション取り付けを可能にした。現地で後付けもできる。
外形寸法は幅1800mm×奥行1100mm×高さ800mm。有効内容積は338Ｌ。陳列面積は1.44�屐２硬拌咾蓮�25〜＋15℃でアイス、冷凍、冷蔵対応。消費電力は8295kwh／年。2020年省エネ基準達成率は109％。125万1000円（税別）。
アイランドショーケースＩＭシリーズのスーパーワイドレンジタイプ
ＩＭＸ−66ＱＬＢＳＡＸ