フィリピンに製造販売の合弁会社設立

 カルビーはフィリピンのパシグ市にスナック菓子を製造販売する合弁会社を4月設立する。アジアをスナック菓子の有望な市場の一つと判断し、同社製品の参入とシェア拡大を図る。
 フィリピンで強いブランド力と販売力を持つUniversal Robina Corporationと合弁会社を設立する。新会社の名称は「Calbee-URC」とし、資本金は6億ペソ(約14億4000万円)、出資比率はカルビー50%、URC50%。
 合弁相手先のURCは1954年の設立以来、同国でブランド力と販売力を育ててきた。総資産は665億4500万フィリピンペソ(約1597億円)。
 カルビーはアジア戦略を加速させており、すでに中国天津市や台湾にも合弁会社を設立している。