介護食品協調査、UDF認知率31%

 日本介護食品協議会(会長=森佳光キユーピー広報・CSR本部長)は、在宅介護者を対象にユニバーサルデザインフード(とろみ調整食品含む)の利用実態調査を行ったところ、UDFが「どのような食品なのかを知っている」人の割合は全体で31%だった。
 購入場所については、UDF・とろみ調整食品で「ドラッグストア・薬局」(UDF=48%、とろみ調整食品=63%)が最多だった。
 使用頻度はUDFで「毎日(1日に1食)」が25%と最多、とろみ調整食品では「毎日(1日に3回以上)」が42%と最も高かった。
 調査は今年5月に▽同居している身内に介護が必要な人がいる▽対象者本人が介護を担当している▽被介護者に「介護食(UDF)」または「とろみ調整食品」を使用している▽介護者が「介護食(UDF)」または「とろみ調整食品」を購入している――対象者にインターネットを使用して行った。回答サンプル数は506だった。