日清エンジニアリングは十勝グレーンセンターから飼料原料となる穀物のサイロと本船からの荷受設備と原料出荷設備を一括で受注した。建設地は北海道広尾郡広尾町で納期は来年9月30日。
穀物サイロの収容量は約4万t。同地区には日清丸紅飼料、日本甜菜製糖の2社が設立した配合飼料製造会社「とかち飼料株式会社」の工場建設も行なわれており、原料出荷設備は同工場への原料供給専用ラインをメインとし、他にトラックによる出庫設備も有している。
十勝グレーンセンターは丸紅、上組、パシフィックグレーンセンターの3社が、広尾町の十勝港で穀物の荷役、保管を行なうサイロ会社として設立した。