業界初、Androido7.1搭載のラベルプリンタ
新製品は東京ビッグサイトで６〜９日に行われる
「リテールテックJAPAN 2018」に出品する
サトーHDはAndroido OSを採用した業界初のスタンドアロン型ラベルプリンタを開発し、食品、小売業向けに５日から発売を開始した。データ保管・配信用の新たなクラウドサービスやIoTを搭載し「誰でも」、「どこでも」、「ワンストップ」でラベル発行ができる。スタンドアロンとはPCやネットワークプリンタなどに接続しなくても単独で使えること。
ソフトの特長は３つ。��OSにAndroido7.1を採用したことで顧客の要望や現場の運用に応じたアプリケーションが提供できる。ラベルを発行するアプリケーションは標準で提供する。
�▲薀戰襯如璽燭鮟斉陲吠欖鼻�配信できる専用クラウドサービス「SATO App Storage」を提供し、データのアップロード、ダウンロードを効率的に行えるようにした。クラウドからプリンタへのダイレクト接続サービスは今夏からできるようになる。
��IoT技術を使った保守サービス「SOS（SATO Online Services）」を５年保証とのセットで提供する。プリンタの稼働状況を遠隔で常時見守り安定稼働を実現する。
ハード面では国内ラベルプリンタとして最大サイズの７インチタッチパネルを搭載した。直感的な操作でPCレスのラベル発行を実現した。店舗ではデジタルサイネージとしても活用できる。また、３インチ幅ラベルへの対応プリンタとして国内最小サイズで持ち運びやすく、衝撃や水滴にも強い構造にした。
新製品名はフレックス（柔軟）とキューブ（立方体）を組み合わせた「FLEQV（フレキューブ）FX3−LX」（登録商標）。同社は「今後５年間で累計４万台の販売をめざす」としている。本体寸法は幅 132mm×奥行き 225mm×高さ 161mm（突起物、ハンドル含まず）、重量 約 2.5kg。