食品工場建設・総合エンジニアリングの中設エンジ(名古屋市、今井重利社長)と、食品製造現場のペーパーレス化をデジタル技術で支援するカミナシ(東京都千代田区、諸岡裕人CEO)は無料ウェビナーを1月25日午後1時から共同開催する。
テーマは「アフターコロナを見据えた次世代食品工場の姿」。SDGsやDX(デジタル変革)を具体的にどのように進めるべきかについて事例を交えながら解説する。視聴対象は会社の規模を問わない。工場の新増設や自動化・省人化推進の担当者、環境配慮型の工場に関心がある経営層らを想定している。
講師は中設エンジがエンジニアリング本部大阪設計統括部設備設計部の鎌田彰一課長補佐、カミナシがマーケティング担当の田島巧平氏。それぞれ工場建設・運営と現場の作業効率化に深く関わる立場からデジタル技術の活用法などを紹介し、持続可能な次世代工場のあるべき姿を提示する。
セミナーではSDGsとDXを切り口にコロナ後に求められる「次世代食品工場」について
考察する
中設エンジは生産設備から空調・給排水衛生・電気などの工場設備、建屋建築、予防保全まで工場全体のプランニングを得意とする。実績はコンビニベンダーや製菓・製パン、和洋菓子、カット野菜工場、スーパーのプロセスセンターなど多岐にわたる。
カミナシは衛生記録や設備・始業終業点検、内部監査、生産・作業日報などのチェックリストを電子化する現場DXプラットフォームを提供し、点検確認作業の負担軽減や承認作業の効率化などを実現している。導入先にはロイヤルフードサービスやわらべや日洋グループ、プライムデリカ、オイシックス・ラ・大地など食品事業者が多い。
今回の共同開催は両社ともに食品製造の現場業務を支援するだけでなく、自らもSDGsに積極的に取り組んでいることが起点になったという。カミナシの広報担当者は「これまでに現場業務を支援する中で培ってきたノウハウや成功例などを伝えたい」と語る。
セミナーは1月25日(水)午後1〜2時、無料。下記URLから申し込む。
https://lp.kaminashi.jp/webinar20230125