省エネ型ノンフロンショーケース買い替えに補助金

 東京都はフロン類の漏えい対策として「省エネ型ノンフロン冷凍冷蔵機器(省エネ型ノンフロンショーケース)」の導入と設置に対する補助を開始する。
 コンビニや小売店などの店頭で使用される業務用冷凍冷蔵機器が対象で、法定耐用年数の経過した旧タイプの機器を、省エネ型ノンフロンショーケースへの買い替えを補助する。

 具体的な補助対象者は中小事業者、個人の事業者(中小事業者などへのリース事業者を含む)。補助対象機器は省エネ型ノンフロン冷凍冷蔵機器(省エネ型ノンフロンショーケース)。
 また、以下の5点すべてを満たすことが補助条件となる。(1)冷凍冷蔵機器の買替えであること、(2)既設の機器の法定耐用年数が経過していること、(3)既設の機器の点検を過去1年の間に製造メーカ等から受けていること、(4)ショーケースの見やすい位置にノンフロン機器であるとともに、店舗の入り口などにノンフロン機器を設置していることを掲示できること、(5)2015年3月13日までに設置が完了すること――。
 
 補助金額は対象機器の設置に係る経費の3分の1.上限額は1台あたり666万7000円で、1事業者あたり5000万円までとする。国などからこれに関連する補助金がある場合は、その額を引いた上限額までの補助を受けることができる。
 同事業の補助金総額は2億円で、これに達した時点で終了となる。申請申し込み期間は2015年2月27日まで。