イオンディライトは工場・事業場向けにエネルギー管理支援サービスを開始した。
　自社を幹事社とするコンソーシアムを構成し、経済産業省・資源エネルギー庁の外郭団体である一般社団法人環境共創イニシアチブ（ＳＩＩ）が４月に行った「2015年度エネルギー使用合理化等事業者支援補助金に係るエネルギー管理支援サービス事業者（エネマネ事業者）登録のための公募」に応募、６月12日に採択され、エネマネ事業者として登録された。
　エネルギー使用合理化等事業者支援補助金は、事業者が計画した省エネルギーに関わる取組のうち、「技術の先端性」、「省エネ効果」、「費用対効果」を踏まえて、政策的意義の高いものと認められる設備・システムの更新を支援する制度。
　補助金は工場・事業場などの省エネ設備・システムの導入、電力ピーク対策にあたり、エネマネ事業者と連携し、エネルギーマネジメントシステムを導入する事業者に対して、その設備・ＥＭＳの一部を補助する。
　老朽化した設備などを、省エネ効果の高い設備にリニューアルすることで、ランニングコストの低減とＣＯ2排出の削減が図れるが、設備のリニューアルには莫大なコストが必要となり、導入決断するには省エネ効果の裏付けが必須となる。
　グループでは、省エネルギーの効果管理（エネルギー管理支援サービス）を行うとともに、補助金を活用した設備の改修を提案するという。