マスダックはインテックス大阪で開催される「2013モバックショウ」(3月6日〜9日)に出展する。全自動どら焼き機の新機種など各種製菓機械を展示・実演し、菓子づくりに関する幅広い“サポート”を提供する。
時間2400個生産する全自動どら焼機の新機種
「SDR−KAM−24GC」
全自動どら焼き機は生地絞りから焼成、中間返し、裏焼き、取り出し、放冷、中味充填、合わせ、焼印、耳締めに至るどら焼き生産のすべての工程を自動で行なうライン。生産能力は1時間あたり850個、1600個、2400個、3200個、6000個と5段階ラインアップしているが、今回は新型の生産能力2400個/時のラインを出品する。従来機より機長を約1割短縮、安全性、作業性を充実させた。
小型どら焼き機はどら焼きなど直焼き商品の皮を焼成するコンパクトマシン。中花類、ワッフルの焼成など、オリジナルの直焼き商品を作れる。熱源はガス式、電熱式、IH式。展示場ではオリジナリティに富んだ型を使用したワッフルづくりを実演する。
自動サンド機はロールパンに切り込みを入れ、クリームやあん、惣菜の具材などのフィリングを絞る充てん成型機。口金の形状や種類を変えることで色々なパターンに絞れる。パンの長さに合わせてフィリングの絞りも自動調整でき、食パンなどの平絞りもできる。
同社のブースでは、サービス(機械技術)、エンジニアリング、菓子の技術サービス(菓子技術)の各部門の担当者が常駐し、既設の機械設備に関する相談のほか、工場に関する相談(立ち上げ計画、ゾーニング、レイアウト変更、工場診断など)、安全方策(食品安全、作業安全)、稼働率向上の方策など菓子生産に関する相談を幅広く受け付ける。