サークルKサンクスは東京電力管内の店舗に電子ブレーカーや、ウォークイン搬入口にクリアカーテンを8月から設置し、電気料金の削減を図る。2013年度以降は東京電力管内以外の地区でもクリアカーテンを設置する。
電子ブレーカーは従来の漏電流発生熱で遮断するブレーカーと違い、電流値を感知してデジタル制御することで、JIS規格の許容範囲で使用できるようにあらかじめプログラムし、電気の契約容量を引き下げることができる。
ウォークインクリアカーテンは飲料などを保管・陳列しているウォークイン内の冷気を商品搬入時に外部へ流出するのを防ぐ。電気使用料金を削減するとともに、電力使用量を2011年度比で約1%削減する。
東京電力管内では電気料金が値上げされるが(平均8.46%)、電子ブレーカーとクリアカーテンを設置することで、電気料金値上げ分のうち、1店舗あたり約30%削減できると見込んでいる。