冷蔵庫に自動スライド扉

 大和冷機工業(本社大阪市)はインバータ制御で自動スライド扉がついた新型の冷蔵庫「オートくん」を4月から順次発売する。業務用冷蔵庫に自動スライド扉を付けたのは業界初という。

    新型冷蔵庫「オートくん」

 「オートくん」は従来機種にタッチするだけで開閉する自動開閉機能を搭載した。バックヤードなどの狭いスペースを有効活用でき、丸型のタッチセンサー部に触れるだけで扉が開閉するため、作業効率がさらに向上できるとアピールしている。センサーが反応すると、音と光で知らせる。表示パネルは外観と合わせたステンレス調。
 庫内温度はマイナス7〜プラス12℃。食材に合わせて1℃単位の設定が可能。
 庫内灯にはLED照明を標準装備した。扉の端をR形状にして安全性にも配慮した。
 4月から発売するのは幅1800mm×高さ1946mm×奥行860mmタイプ。7月に幅1500mmタイプ、9月に同1200mmタイプをそれぞれ発売する予定。