広告と料理動画をあわせた新たな電子チラシ

 凸版印刷が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、クックパッドと共同で、広告商品を開発した。
 第1弾として、「Shufoo!」の人気広告メニューとクックパッドが提供する「cookpad TV」の料理動画広告を組み合わせた新たな広告メニューを8月30日提供開始した。
 「Shufoo!」は凸版印刷が 2001年8月から運営している20〜40 代の女性を中心に利用されている国内最大級の電子チラシサービス。大手流通各社、地域主力スーパーなど約 3500 法人、約10万4000店舗が参加している。 
 PV数は月間3億PV、ユニークユーザー数は今年7月現在で月間860万。チラシの閲覧回数や閲覧部分のデータを収集・分析するマーケティング機能を備えている。
 利用者はPC、携帯電話、デジタルテレビ、スマートフォン、タブレット端末など様々なデバイスから日本全国の電子チラシを閲覧できる。

 「cookpad TV」は日本最大の料理レシピサービス「クックパッド」が提供する料理動画サービス。クックパッドの投稿レシピは今年8月時点で273万品。その中から今日すぐに作れる時短おかずや、初めてでも失敗しないお菓子など、思わず作りたくなるレシピを動画で紹介している。クックパッドの月次利用者数は約6000 万人で20〜40代女性の多くが利用している。

 開発した新たな広告メニューでは、買い物意欲の高い「Shufoo!」ユーザーに対して商品の具体的な使い方や調理方法を料理動画として訴求することで、チラシを見に来たユーザーに商品の活用方法を提供する。料理に関心の高い「クックパッド」ユーザーには料理動画をきっかけに、商品情報を訴求できる。これにより小売・流通企業や食品・飲料メーカーは、チラシ情報の関心者、レシピ情報の関心者、そしてオウンドメディアの閲覧者に対し、料理動画を活用した商品情報を訴求できる。
 プレミアムパネルは1ユーザーあたり1回、アプリ起動時に、ポップアップで表示されるインターステシャル型の広告枠で3.5日、250 万円。優先表示は「Shufoo!」サービス内でチラシ一覧ページの最上段に優先してチラシが掲載されるメニューで週360万円。
 申込期間は8月30日から12月31日まで、月間5企業限定で販売する。掲載期間は10月1日から来年2018年3月31日まで。