センサで⾷品製造の品質向上

 オプテックス・エフエーはFOOMAに、賞味・消費期限の印字をチェックする印字検査カメラをはじめ、ロボットビジョン用の3D画像検査装置など、食品製造の品質を向上するFA製品を提案する。

      カメラ装着イメージ

 新製品のロボットピッキング用3Dカメラ「3D-Eye30シリーズ」はステレオカメラの3D計測によりワークの位置姿勢を認識するシステム。従来の2Dカメラでは不可能だった高さと位置の同時認識によりロボットピッキングの効率化を実現する。会場ではロボットに3Dカメラをハンドアイとして搭載し、ロボットピッキングのデモンストレーションを行う。
 メガピクセル文字認識画像センサ「MVS-OCR2シリーズ」は食品の賞味・消費期限の印字検査機。従来に比べ2倍以上の視野があり、段ボールなどの印字も検査できる。誰でも簡単に扱える操作性を実現し、導入・運用がスムーズに行える。会場では文字の有無だけでなく、かすれや印字内容の確認まで様々なバリエーションを用意し、検査方法をデモンストレーションする。
 出展社プレゼンテーションセミナーでは「賞味期限誤表記によるリコールの現状と対策」と題した講演を16日行う。
 出展ブースは東5ホール、5B−26。