FOOMA開催迫る 多彩な実演で最先端の技術を発信

 開催が来週に迫った「FOOMA JAPAN2009」(東京ビッグサイト、9〜12日)で特に充実しているのが実演による情報発信。特別企画として近年の注目分野であるロボット、バイオディーゼル燃料、食品残渣のコンポスト化に焦点をあて、ロボットフードパークではユニークなロボット達が人間に代わって食のサービスを実演する。会場で発生した廃食用油をディーゼル燃料として会場内で再生処理する実演も行なう。燃料はシャトルバスに実際に使用する。

 入場料は1000円だが、HPで事前登録すると無料になる。

新型インフルにも対応

 主催者の(社)日本食品機械工業会は「新型インフルエンザ対策本部」を設置し、開催に向け準備を進めている。
 本部長は尾上昇会長(尾上機械社長)が就く。各展示棟の入口にサーモセンサーを設置し、来場者の体温を測定する。救護室を増設し、看護師を常駐させる。また、展示会期間中はマスクを準備し来場者に行き届かせる。
 会場となる東京ビッグサイトとの連携強化を図り、管轄官庁などからの指導のもと、参加者に安心できる展示会にするように努めると呼びかけている。

前回のFOOMAの様子