7月25日は「うまみ調味料の日」、キャンペーン展開

 日本うまみ調味料協会は7月25日の「うま味調味料の日」に向けて6日からプレゼントキャンペーンを実施する。
 同協会HP(www.umamikyo.gr.jp)を通じて応募すると、抽選で300名に協会キャラクター「ウマミくんグッズ(まな板、計量スプーン)とレシピブックをプレゼントする。8月31日まで。

 グルタミン酸を主成分とするうま味調味料は世界中で年間約240万t生産され、100カ国以上で使われている。「だし」という日本の食文化が生んだ世界的な製品。
 しかしながら、いまだに「化学調味料」と呼ばれることがあり、化学合成品であるかのような誤解がある。そこで多くの人に正しく「うま味調味料」を理解してもらうため、東京帝国大の池田菊苗博士が「グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法」が特許化された1908年7月25日にちなみ、7月25日を「うま味調味料の日」と2009年に制定した。

 同協会の現在の会員は味の素、キリン協和フーズ、ヤマサ醤油、新進の4社。