緑が映える野沢菜、小バッチ・低温下で漬込む

 ケンコーマヨネーズの新商品「冷凍野沢菜漬」は漬物素材をアレンジし、トーストやチャーハンなどにメニュー展開する市場背景を受けて開発した。きれいな緑色、シャキッとした食感、程よい塩味が新たなメニュー開発の可能性を広げる。同社が考案した“野沢菜クリームチーズサンド”は「野沢菜とクリームチーズが意外にも相性抜群」(矢野輝彦部長)とお薦めの一品。
 野沢菜の色に特にこだわった。小バッチタンクを導入し、冷蔵庫内で漬込み処理を行っている。「野沢菜を小バッチ、低温下で漬込むことで無着色でも鮮やかな緑色を残すことができる」という。
 クリームチーズサンドのほか、“緑の野菜と野沢菜のシーザーサラダ風”、“豚カツおにぎりパン 野沢菜入り”、“しらすと野沢菜のペペロンチーノ”、“野沢菜のかき揚げ”などアレンジメニューも幅広い。
 同社は秋冬の業務用新商品として、冷食4品のほか、マヨネーズ・ドレッシング類1品、
 ソース類2品、チルド惣菜類5品――計12品を発売する。

アレンジメニュー“野沢菜クリームチーズサンド”