炭酸・非炭酸兼用の無菌充填ライン新設、投資額40億円

 ジャパンフーズは40億円を投じ、本社工場(千葉県長生郡)に無菌充填ライン(炭酸・非炭酸兼用)を新設する。容器ブロー成形と充填ラインを直結するなどして生産性を向上させる。2012年7月操業予定。
 同社は今後の成長戦略に「新技術・設備の導入による受託飲料充填事業の強化」を中核に位置づけている。そのため、ラインの直結化による生産性の向上のほか、容器の軽量化やインライン化による環境負荷の低減、さらに最新技術を導入して技術力を向上させて、顧客ニーズに的確に対応する。
 新設する設備内容はPETボトルブロー成形設備、充填設備、中味調合・殺菌設備、包装設備、製品・資材倉庫。炭酸・非炭酸飲料兼用ラインで、PETボトルブロー成形から無菌充填・包装の一貫製造する。充填速度は毎分800本(小型ペットボトル)で、280mlから2lサイズまで対応可能なマルチラインとなる。

ジャパンフーズ本社工場