三菱樹脂はＰＥＴボトル飲料用ラベルに使用されているシュリンクフィルムや、基材フィルムとして食品包装用フィルムに使用されている無延伸、延伸ナイロンフィルム、透明蒸着フィルムの価格を改定する。
対象商品はポリエステル系延伸シュリンクフィルム「ヒシペット」で、上げ幅はｋｇ当たり40円。３月１日出荷分から実施する。
また、食品包装用フィルムとして使用されている、二軸延伸ガスバリアナイロンフィルム「スーパーニール」（上げ幅は連当たり600円、連は約500�崛蠹�）、二軸延伸ナイロンフィルム「サントニール」（連当たり600円）、無延伸ナイロンフィルム「ダイアミロンＣ」（連当たり800円）、透明蒸着フィルム「テックバリア」ＰＥＴ系（連当たり1000円）、透明蒸着フィルム「テックバリア」ＯＮＹ系（連当たり1000円）。３月11日出荷分から実施する。
昨年秋から急騰している樹脂原料価格が、製造コストを押し上げており、事業の採算を圧迫。同社では、これまでも継続的なコスト削減に努力してきたが、現在の価格体系ではユーザーへの安定的な製品供給や事業の維持、発展が困難な状況になるため、価格改定に踏み切ったとしている。