FOOMA2013、過去最大規模で来週開催

 日本食品機械工業会(林孝司会長)は「第36回国際食品工業展(FOOMA JAPAN2013)」を6月11〜14日の4日間、東京ビッグサイトで開催する。出展は過去最大規模の723社2973小間。

昨年の会場の様子、今年はどんな新技術と出会えるのか

 今回のテーマは「集う、出会う。食の未来が広がる」。展示会実行委員長を務める中章理事(前川製作所相談役)は「特定の分野に集中することなく、“食”に関わるすべての分野を網羅した他に類を見ない食品機械の総合展。新製品や新技術の発表の場として、これまで以上に高い期待を寄せていただき、身の引き締まる思い」と語っている。
 出展社の分野別構成比は、「食品製造・加工」が26.46%と最も多い。次いで「包装・充填」が17.0%で、最も伸び率が高い分野。「設備機器・技術・部品」12.4%、「衛生対策・管理」10.2%、「計測・分析・検査」5.7%、「保管・搬送・移動」6.4%、「原料処理」5.0%となっている。

海外進出・投資の最新情報も

 展示と併催される多彩な行事として例年好評の「アカデミックプラザ」のほか、輸出に関心を持つ企業に対して「グローバルスペース」を設け、海外機関や駐日外国大使館などが各国の最新情報を提供する。また「日食コーナー」では、国際規格に対応した制御盤モデル(国際規格対応と北米UL規格対応)を展示する。
 「ビジネスフォーラム」では経済アナリストの森永卓郎氏が講演。集中して聴講できるように開始時間を展示ブース閉館後の午後5時としている。毎回好評な「アカデミックプラザ」や「EHEDGセミナー」、「AIB FOOMA特別講演会」、「美味技術学会シンポジウム」などが開催される。