中国展開で合弁会社を増資、設備を追加導入

 わらべや日洋は中国北京に昨年2月設立した合弁会社「北京旺洋食品有限公司」(Beijing Wang−Yang Foods Ltd.)を3月増資する。商品供給の多様化に対応するための生産設備の追加導入など、今後の事業展開に備える。
 増資前は500万米ドルだったが、1300万米ドルに増資する。出資比率は栄旺控股有限公司50%、わらべや日洋40%、セブン−イレブン・ジャパン10%で比率は変わらない。
 米飯、調理パン、惣菜などを製造し販売する。工場を現在建設しており、4月稼働の予定。北京と天津に出店しているセブン−イレブン向けに商品を供給するが、増資により主に製パン設備の追加導入を予定している。
 本社は北京市平谷区興谷経済開発区8号。代表者は李玉生董事長。