センサ・LED照明を手がけるオプテックス・エフエーは簡単、低価格で印字とバーコード・2次元コードの内容照合できるシステムを発売した。「賞味・使用期限」、「製造番号」などの印字内容と「バーコード」や「2次元コード」の情報が照合可能となる。
印字検査に加えて、印字とバーコード・2次元コードの
照合検査への意識が高まっている
これまで賞味期限や製造番号などの「印字検査」と「バーコード・2次元コード検査」を連動してチェックするには、文字認識カメラとコードリーダに加えてシーケンサが必要となり、プログラミングの手間が発生していた。そこで同社は専用のソフトウェアを開発することで、シーケンサを介さずに、印字とコードの読取結果を簡単照合できるシステムに成功した。
これにより、食品や医薬品の包装工程で文字認識カメラで読み取った「賞味・使用期限」、「商品コード」、「製造番号」などの印字内容とコードリーダで読み取った「バーコード」や「2次元コード」の情報が照合可能となる。
システム構成は同社の画像センサコントローラMVS−DN、文字認識カメラMVS−OR、SICKAG社(ドイツ)のコードリーダmini−lineシリーズ。標準価格は50万円程度で従来の約半額でシステムが構築できる。
印字検査に加えて、印字とバーコード・2次元コードの照合検査への意識が高まっているため、導入に期待ができる。