(公社)日本ロジスティクスシステム協会(JILS、遠藤信博会長=NEC会長)は新年恒例の賀詞交歓会に代えて「ロジスティクス新春の集い2021」をオンラインで1月20日午後3時開催する。新春講演会をライブ中継するほか、新しい取り組みとしてWebコミュニケーションボードを活用した参加者同士の交流のきっかけづくりをサポートする。
JILS総合研究所の北條英所長が「コロナ禍を踏まえたロジスティクスのあるべき将来像〜ロジスティクスコンセプト2030から〜」と題して講演する。
「ロジスティクスコンセプト2030」はロジスティクスの10年後のあるべき姿として2018年にまとめた提言。サプライチェーンの再構築や標準化の推進、適切な投資の推奨などを打ち出した。北條所長はこれをもとにロジスティクスの将来像を示す。
参加者同士の交流はWebコミュニケーションボードを活用する。交流を希望する場合は地域や業種、物流の課題などの情報を登録する。登録情報は新春の集いの開催後に登録者間で公開され、交流を図りたい掲載者がいた場合は事務局に連絡。事務局を通じて連絡を取り合う。
参加定員は400名。無料。参加にはZoomクライアントの設定が必要。