4カ国後を話す自販機登場

ステッカーで購入方法をサポート

 ダイドードリンコは訪日外国人向けに、「おしゃべり機能」などを活用したインバウンド対応自動販売機を4月から導入した。
 中国語、韓国語、英語、日本語の4カ国語と男女を選べる音声選択機能付き。購入方法や商品の紹介をする外国語対応ステッカーを貼付して、外国人が利用しやすくしている。
 中国で縁起が良いと言われる8が揃えば当たりになる「8888」ルーレットを搭載しており、自動販売機をより身近な日本の文化として親しんもらう工夫をしている
 同社では飲料売上高の約85%を占める自動販売機を「店舗」ととらえ、利用者とのコミュニケーションを図る手段として「おしゃべり機能」や「ルーレット機能」などを導入し、全国に展開してきた。「今後は大阪、京都を中心に導入し、効果を検証しながらエリアの拡大を進めていきたい」としている。