「ものつくり」の基本要素として、材料(Materiial)、作業者(Men)、機械(Machine)、方法(Method)の4つを「ものつくり」の4Мと呼んでいる。
食品産業では材料(Materiial)を最も重視しており、製品の安全確保のために原料の鮮度や品質に依存することが大きい。多くのメーカーは輸入原料を調達する際、納入先の海外の現地確認(現場・現物)を実施している。
他社より優れた商品を生み出すには「ものつくり」の4Mをいかに徹底して差別化できるかが重要であり、その点で各メーカーが懸命に競い合っている。
安全(Safety)、原価(Cost)、品質(Quality)、納期(Delivery)を生産管理の4原則という。
原料の調達からはじまり、加工、包装、出荷、流通の過程をたどって消費者に届けられる。
工場の一連の生産活動を安全、原価、品質、納期から総合的に管理するのが生産管理である。
○安全:商品の食の安全・安心のこと。一方、食品工場などの現場で安全第一とよく言われるのは働く者の安全確保のことである。
○原価:競争他社より安くものをつくること。
○品質:安全で良い商品のこと。
○納期:計画どおり早く消費者に届けること。
▽あなたの会社は顧客に何が売り込めるか?
▽他社のどこにも負けない分野・製造ノウハウ(技術)を持っているか?
▽他社のどこにも負けない良い商品を、安く・早く・消費者に届けられますか?