設備、機器、技術が集まる複合展示会、19〜21日

 食に関わる設備や機器、技術が集結する複合展示会「フードシステムソリューション2012」が東京ビッグサイトで19〜21日開催される。

昨年の様子、最新の設備や機器が集結する

 学校・病院福祉食の設備や機器の「学校・病院給食設備展(SCOT)」、食材や食品を扱った「給食・介護食品フェア(SCAT)」、注目の米粉ビジネスに焦点をあてた「米粉ビジネスフェア(POWREX)」で構成する。
 さらに食の安全技術の専門展である「フードセーフティジャパン(FSJ)」、飲料技術の専門展「飲料製造技術展(BEVTEC)」を開催。5つの専門展示会が同時開催されることとなる。
 151社が出展。3万5000人の来場を見込む。入場料は税込2000円(招待券持参者・ウェブ事前登録者は無料)。

「食の安全・安心」をテーマとした専門展示会

衛生対策の説明に真剣な表情で聞く(昨年の様子)

 食品産業センターと日本食品衛生協会の共催による「フードセーフティジャパン」は「食の安全・安心」をテーマに3回目の開催を迎える。 放射能問題や衛生問題に対するソリューションが一堂に会する。
 原発事故以降の放射能問題やレバーをはじめとする生食用食肉の規制、食中毒問題など、食の安全・安心がクローズアップされるなかで、食品製造工程の管理・監視システムや異物検知機器、消毒やエアーカーテン、ブラシといった衛生対策など、食品企業にとって欠くことのできない安全技術が集結する。
 同展は食品メーカー、衛生管理者が主体となる公益団体が強力な連携を組んでおり、大手食品メーカーや流通業、フードサービス関係者などが多数集まり、会場での内容の濃い商談、情報交流が期待される。