ニイタカは食品工場向けのサニプランシリーズの新製品「ゆで麺槽洗浄剤GX」を発売した。水酸化ナトリウムを75%配合してアルカリ効果を強化、洗浄時間の短縮につなげた。
ゆで麺槽洗浄剤GX
そばやうどんのゆで麺を製造する製麺工場では、大型のゆで麺装置を使用しているが、装置にデンプンやグルテンなどの麺由来の汚れが付着するため、各工場とも除去と洗浄に注力しなければならない。それに対応する洗浄剤として、同社は「ゆで麺槽洗浄剤EX」を昨年販売したが、さらに洗浄力を強化したタイプの要望が高まったため製品化した。
GXは水酸化ナトリウムを75%配合しているため、アルカリ効果が強く、汚れを落とすスピードを上げた。50〜70℃で全成分が溶解するので、加温段階から洗浄を投入でき、洗浄時間を長く確保できる。「それぞれの汚れに効果的な洗浄剤と仕上げ剤の2剤を連続して使うことで、こびりついた汚れを簡単に除去できる」(同社)という。