北海道と道銀地域総合研究所は「鮮度保持技術・製品マッチングセミナー」を札幌市で16日、函館市で26日開催する。機械・資材メーカー4社が最新の鮮度保持技術をレクチャーする。
講演するメーカーは前川製作所(冷蔵コンテナ・急速冷凍)、西華産業(鮮度保持フィルム)、ニッコー(鮮度保持氷)、大江化学工業(エチレンガス吸収材)の4社。発表後は、鮮度保持技術や製品活用の可能性について個別に相談する場も設ける。
北海道の「食」は今後の北海道経済だけでなく、日本経済を支える重要な戦略テーマになっている。国内が少子高齢化、人口減少時代に突入し、今後の農畜産品を含む食品の大幅な消費拡大が期待されない一方で、人口増加の著しいアジア地域は食品の大消費地として需要が増加することが予想されている。主催者は「セミナーを通じ、食関連企業の海外販路拡大に向けた取り組みに役立てていただければ」と参加を呼びかけている。
札幌会場は会議研修施設(札幌市中央区北4−西5)、9月16日午後1時〜5時。函館会場は道立工業技術センター会議室(函館市桔梗町379)、9月26日午後1時〜5時。定員は両会場とも20名程度。問い合わせ、申し込みは道銀地域総合研究所(TEL:011−233−3562、FAX:011−207−5220)まで。