輸入ポテトカップを使ったスタッフドポテトの製造委託先を募集

 勝美ジャパンは焼成済みスタッフドポテトの製造を受託できる冷食工場を探している。同社が輸入するくりぬいた馬鈴薯を使うことが前提。
 「冷凍蒸ポテトカップ」は中をくりぬいた馬鈴薯を、低温スチームで蒸して冷凍した商品。ユーザーがソースや具を詰めてスタッフドポテトなどに使う。いわゆる素材型の商品。

素材となる冷凍蒸ポテトカップ

 同社が探しているのは、この「冷凍蒸ポテトカップ」にソースや具を詰めて焼成し、調理冷凍食品として製造できる設備を持った日本の工場。
 「冷凍蒸ポテトカップ」は中国安丘市のグループ工場で成型している。山東省で栽培した馬鈴薯(オランダ7号)を使っており、甘みがあり、ソフトな食感で、洋風料理に適しているという。現地ではオランダ7号を大量に栽培しており、安定供給ができ、栽培トレースもできているという。

ポテトカップを使い、写真の
ようなスタッフドポテト(調理
例)の製造委託先を探している

 約90mm×55mmで厚み約20mm、1個50g。規格が一定で使い勝手がいいことも特徴だとしている
 同社は台湾を本拠地とする勝美グループの日本における販売会社。中国産の大根、インドネシア産のサツマイモ、キャベツなど冷凍野菜を主に業務用ルートに輸入販売している。「冷凍蒸ポテトカップ」は5月1日から発売する。