粉体工業展、食品への粉体技術コーナーも

 日本粉体工業技術協会は「国際粉体工業展 東京2014」を東京ビッグサイトで26〜28日開催する。粉体技術と関連機器の最新情報が集まる。「冷凍技術の粉体食品への応用例 ―ガラス転移による物性制御―」と題した、食品業界向けのフォーラムも開催する。
 出展社は301社。粉砕装置やふるい分け装置、混合装置、造粒装置、乾燥装置の「製造・プロセス機器」、計測機器や計装機器、ラボ機器、制御システム、FA装置の「計装、測定、ラボ機器」、新素材やフィルター材、スクリーン、機能性粉体、エンジニアリング、受託加工サービスの「材料、エンジニアリング、情報」などが展示される。東1〜3ホールに約1001小間の展示と各種コーナーを配置する。
 併催行事として、初日の26日に東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻の藤井康正教授が「エネルギーのベストミックス」と題した特別講演を実施する。
 また、「ナノマテリアル」、「二次電池」、「3Dプリンタ」、「食品」、「粉体シミュレーション」の5つにスポットを当てた最新情報フォーラムをはじめ、「粉体工学入門セミナー(入門の入門編)」、「ナノ物質の安全な取扱いに関するセミナー」、「粉じん爆発情報セミナー」、「アジアフォーラム」、「海外情報セミナー」などの国際行事を開催する。主催者の「粉の広場」による多くの企画と合わせ、粉体技術の最新情報を発信する。