食品に関連するフードセーフティジャパン(FSJ)、フードファクトリー(FF)、フードシステムソリューション(F -SYS)に今年から新たにフードディストリビューション(FD)が加わり、東京ビッグサイトで9月13日〜15日開催される。
フードシステムソリューションは13回目、フードセーフティジャパンは8回目、フードファクトリーは3回目の開催。食品物流に特化したフードディストリビューションを新設した。317社がそれぞれのテーマに沿った提案を展開する。
昨年のセミナーの様子
フードシステムソリューションは集団給食や惣菜工場・セントラルキッチンなどの大量調理がテーマで、調理設備、機器、資材などが集結する国内随一のスケールを誇る展示会。学校・病院など食の提供に関わる栄養教諭や調理員、栄養士などが多数来場する。また、惣菜工場・セントラルキッチン向けの提案が増加している。
フードセーフティジャパンは食の安全・安心がテーマ。衛生面の改善を様々な角度から提案する出展企業が集結する。特に食品メーカーの品質管理部門から高い支持を得ており、過去最大規模となる今年も最新の機器・サービスを提案する。
フードファクトリーは製造施設・設備の改善策を提案する専門展示会。昨年を上回る展示規模となり、来場する食品メーカーの経営層、生産・工務部門担当者に、様々な改善提案を行う。
初開催となるフードディストリビューションは食品物流センターや物流倉庫をもつ食品卸、物流会社、食品メーカー等に物流効率化につながる多様な提案が集結。製・配・販、から高い注目を集めている。これら4展を共催することで相乗効果が期待される。
情報提供も充実している。展示ホール内に設けるセミナーステージでは、 学校、病院・施設、惣菜・CK、フードセーフティー・フードファクトリー、食品物流をテーマに産・学・官の第一線で活躍する有識者による講演を連日開催する。出展社によるプレゼンテーションセミナーは23社が参加し、色々な分野の最新情報を提供する。聴講無料だが事前申し込みが必要。