石田会長
包装機械業界は食品・医薬・化粧品産業の比較的安定した基盤に支えられ、生産高はマイナス成長が避けられないものの、大きくは後退しないものとみている。しかし、包装機械の設備投資は抑制されており、さらに輸出高の減少も響き、09年の生産高は10年ぶりに4000億円台から3000億円台に減少するものと懸念している。
いまや、日本の包装機械産業は世界の包装機械産業の中核にまで成長している。今後も環境問題への対応、多品種少量生産化、省資源化包装を実現する機械開発に努めていく。それには人材の確保と育成が欠かせない。