食品の機能性を高める包装ライン

 寺岡精工はノントレイ包装、真空包装、鮮度保持ガス置換包装などを出展し、省エネや省資源など食品の機能性を高める包装ラインを提案する。

ノントレイ包装機「TFS−100」

 (1)スーパーマーケットなどで展開しているエコ活動(トレー削減)に貢献する真空・鮮度保持ノントレイ包装の作業効率化に最適な、ノントレイ包装ラインの機種を始めとして、(2)高精度のガス置換包装や、様々な容器形状・対応するシール機能を持つ自動トレイシーラーライン、(3)コンビニなどの調理麺や弁当などの帯フィルム包装ライン、(4)商品ラベルのライナー(台紙)をなくすことで紙の使用量を最小限に抑え、商品ラベル貼り付けの作業時間を短縮するライナーレス自動ラベラ――など多彩な機種を展示する。
 
 出展機種の詳細は以下の通り。
 ○ノントレイ包装機「TFS−100」(業界最小モデル)、「TFS−340」(生産性が高く深絞り包装機のスタンダードモデル):サーマルプリンタを搭載するなど、包装工程後のプリンタ、各種検査を含めたトータルライン構成を提案する。

 ○トレイシーラー「E−367」:世界で様々な食品パッケージラインを手がけるG.MONDINI社製の最新型トレイシーラー。様々な容器形状・材質に対応するシール方式と高精度のガス置換方式で、世界各国650社以上の導入実績を誇る。

 ○ライナー自動ラベラ「HC−700LL」:自動貼りラベラの最新鋭。台紙のないライナレスラベル対応でムダのないラベル印字、ごみの削減、ラベル交換頻度の低減、コストパフォーマンスの向上など様々なメリットを生み出す。

 ○ラベル自動検査システム「LIS−D1」:生産ライン上で、ラベルの印字内容を高精度カメラで自動正誤判定する。

 ○シュリンクフィルムスリーバー「FSW−700」:どんぶり容器などへの帯掛包装にも柔軟に対応できる、シュリンクフィルム対応の自動帯フィルム包装機。

 ○新型自動帯フィルム包装機(ストレッチ方式)「TWAS−700」:フィルムを自動帯掛包装する、ストレッチ方式の自動帯フィルム包装機。弁当や惣菜容器などに最適。