昭和産業はベトナムに100%出資の現地法人を来年1月設立する。
同社はベトナムでプレミックスの製造販売を行うインターミックス社に2013年から資本参加をしており、現在は技術者が駐在している。近年ベトナムの食品市場は人口増と所得増の相乗効果で市場の拡大と高付加価値化が続いており、今後さらに注力すべき市場になっている。この市場により一層の経営資源を投入するため、現地法人を設立することにした。
同社は90周年を迎える2025年度に向けた長期ビジョン「SHOWA Next Stage for 2025」を今年2月に発表し、その基本戦略の一環として事業領域の拡大をめざしている。10月初めには台湾を拠点に食品・飼料などの事業を展開する台湾大成集団との業務提携契約を締結しており、アジアへの事業展開を加速化している。